【福岡】働く大人の発達障害|仕事を支えるカウンセリング

発達障害1

「またミスをしてしまった…」

「なんで自分はみんなみたいに要領よくできないんだろう…」

仕事でこのような悩みを抱え、行き詰まる経験はありませんか?

最近、発達障害は子どもだけの問題ではなく、大人になってから診断を受けるケースも増えています。

もしかしたら、あなたは仕事で抱えている生きづらさの根本原因に気づいていないだけかもしれません。

この記事では、仕事や日常生活の中で「もしかして発達障害?」と感じる大人のために、その特徴や原因、そしてカウンセリングで得られる解決策について詳しく解説していきます。

目次

なぜ今、大人の発達障害が注目されているのか?

発達障害は、生まれつきの脳機能の発達の特性により、日常生活で不適応症状が生じている状態を指します。

従来、発達障害は子どもの頃に診断されるケースがほとんどでした。

しかし近年では、

・社会の複雑化による生きづらさの増加

・発達障害に対する社会的な理解の深まり

・インターネットでの情報収集の容易化

などにより、大人になってから自身の特性に気づく人が増えています。

特に、学生時代は大きな困難を感じなかった人でも、仕事で求められるコミュニケーション能力やマルチタスク能力の高さに直面し、生きづらさを実感するケースが多く見られます。

あなたは当てはまる?発達障害に見られる特徴

発達障害2

発達障害は、主にASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠陥・多動症)、LD(学習障害)などの種類に分けられます。

それぞれの特徴や症状は重なる部分がありますが、ここでは仕事で特に悩みやすい代表的な例を挙げてみましょう。

ASD(自閉スペクトラム症)

・空気を読むのが苦手で、場の雰囲気がわからない

・暗黙のルールや言外の意味が理解できない

・臨機応変に対応できない

・視線や表情などからの理解が苦手

・音や光、触覚などに過敏に反応して疲れやすい

ADHD(注意欠陥・多動症)

・注意力や集中力が続かない

・順序立てて物事を進められない

・忘れ物が多い

・衝動的な行動をとってしまう

・物事を先送りにしがち

・整理整頓が苦手

ADHD(注意欠陥・多動症)

・文章の読み書きが苦手で、誤字脱字が多い

・指示書やマニュアルを理解するのに時間がかかる

・計算が苦手で、金銭管理に苦労する

・人の話を聞いての理解や、記憶することが苦手

これらの特徴が当てはまるから発達障害というわけではありません。

一方で、複数の項目があてはまり、「生きづらい」と感じているなら、発達障害の可能性も視野に入れてみてください。

職場で困りやすいこと

発達障害の特性は、特に職場環境で顕著になることが多くあります。

業務面とコミュニケーション面に分けると以下の内容で困り感を持たれる方が多いです。

業務面

・複数の作業を同時にこなせない 

・締切管理が困難 

・優先順位の判断ができない 

・指示の意図を理解できない 

・書類作成に時間がかかる ・ミスが多い

コミュニケーション面 

・報告・連絡・相談のタイミングがわからない 

・会議での情報処理が追いつかない 

・雑談が苦手 ・表情や空気が読めない 

・適切な声の大きさがわからない

放っておくとどうなる?発達障害による二次障害

発達障害4

発達障害の特性を理解し、適切な対応を取らないまま放置すると、生活の中で様々なストレスや困難が生じ、それが原因で以下のような二次的な問題に発展する可能性があります。

抑うつ状態: 周囲とのコミュニケーションがうまくいかない、仕事で思ったように成果が出せないなど、自己肯定感が低下しやすくなることで、抑うつ状態に陥ってしまう。

不安障害:感覚過敏や対人関係の難しさから強い不安を感じやすく、パニック発作を起こしたり、特定の場所や状況を避けるようになる。

適応障害:職場での環境や変化に適応するのが難しく、環境にうまく馴染めず、心身の不調が現れる。

睡眠障害:生活リズムが不安定になりやすく、また不安や緊張が強いため、不眠に悩まされる。

自傷行為:強いストレスや不安を解消するために、自分を傷つけてしまう。

依存症:アルコールや薬物、ギャンブルなどに依存し、現実逃避をしようとする。

燃え尽き症候群:頑張りすぎてしまい、心身ともに疲弊してしまう。

カウンセリングで期待できる効果

発達障害の人のカウンセリングは、薬物療法と異なり、対話を通して心の安定や日常生活の改善を目指すことが特徴です。一般的に見られる効果は以下の通りです。

  • 自己理解の促進:自分の特性、強み、弱みを客観的に理解し、自己肯定感を高めることができます。
  • 問題解決能力の向上:対人関係、仕事、生活上の困難に対する具体的な対処法を身につけることができます。
  • 感情のコントロール:自分の感情を認識し、適切に表現したりコントロールするスキルを習得することができます。
  • ストレスマネジメント:ストレスの原因を特定し、効果的な対処法を身につけることで、心身の安定を図ることができます。
  • コミュニケーションスキル向上:自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを理解するためのコミュニケーションスキルを向上させることができます。

自分自身の特性を理解し、適切なサポートを受けることで、より生きやすく、充実した人生を送ることが可能になります。

まとめ|まずは一歩踏み出してみませんか?

発達障害3

この記事では、仕事で「もしかして発達障害?」と感じる大人のために、その特徴や原因、そしてカウンセリングで得られる解決策について解説しました。

発達障害は「努力不足」や「性格の問題」ではなく、脳の働き方の特性です。

適切な理解と支援があれば、充実した生活を送ることは十分に可能です。

早期の気づきと対応が、二次的な問題の予防につながります。

もしあなたが、

「仕事でいつも空回りしてしまう」

「人間関係で苦労することが多い」

「 生きづらさを感じている」

このような悩みを抱えているなら、一人で悩まずに、当カウンセリングルームにご相談ください。

当カウンセリングルームでは、あなたの特性を理解し、強みを活かした生活を送れるようサポートいたします。

まずは無料相談からお気軽にご利用ください。


カウンセリングを受けようかお悩みのあなたへ
無料電話相談実施中


カウンセリングオフィスplumは福岡市中央区薬院にあるカウンセリングオフィスです。

現在、LINE登録いただいた方を対象に、電話での無料相談を実施中です。
公認心理師・臨床心理士の資格を持つカウンセラーが担当いたします。

無料電話相談では、ご相談内容の整理と、その後のカウンセリングでサポートできることをご提案いたします。
ご希望の方は「友だち追加」ボタンをクリックして「追加+」を押してください。

友だち追加
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次